The Year of The Chicken

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色々が色々で色々だった2016年でしたが、年末ぐらいは二日酔いの日々でゆっくり過ごせるだろうと見据えていたものの、オペラの演出を観るだけの名目で2泊4日の弾丸NYで帰国は大晦日とかしてみたり、あれやこれやで1月末に至るわけで。寒中見舞いを出すにも叱られかねないタイミングですが、今年の年賀イメージと、1年前に制作したMTVの年末年始IDの酉年バージョンリメイク(去年は申年ということから一応のイエティ)。一瞬過ぎて分かりにくいですがポイントはクリスマスシーズンも意識してのフライドチキン変化(へんげ)でした。

昨年は今まで以上に何をメインに仕事しているのか分からないくらいアレやコレやとやりつつで、それでも常々思うことは、仕事のやり方の1つとして職人気質に特定の分野をつきつめる、というのはきっと定石でもあるだろうし、年月を重ねるとともに自然とそうなっていくのが普通かなということですが、自分は今年も気まぐれと遊び心を失わずに、やったことがあることもないことも、せっかくだからという貧乏根性で逐一楽しみながら挑みたいなと、一人ひっそりと誓った年始でございました。

台南

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10月に訪れたAREth台湾出張の週末、今年は台南市街へ。格別に目新しい何かを期待はせずとも、24枚撮りを1本だけ携え何かしらの記録にと。想像以上の暑さでさすがに消耗しつつも、甘めの味付けの台南料理に舌を打ちながら。
台湾には何回も来ているので市街地や観光スポットでは見慣れたものも多かったものの、裏路地に珊瑚の死骸を使って補修された建物の壁をたくさん見かけたのが南方的な印象でした。それが台南特有のモノとは計り知らずも。

最終的にやっぱり自分には台中が色々と程良いんだなと確信しつつ、そろそろ山方面に行くしかないなと思い知りつつ。多謝。

LOX / AREth FW2016

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いままでAREthのデザイナーとして色々な制作面で関わってきましたが、2016年秋冬では初めて新型のシューズ自体丸々をデザインするというエキサイティングな機会を頂きました。

僕自身一番愛用してきたPLUGが持つ軽快さの流れを汲みつつもよりライトな履きやすさを目指して、つま先から引き締められるようにストレートのトゥーキャップをはめ革靴の様な雰囲気を持たせながらもそれの造り方に全くそのままは捉われることなく、履きたいフォルムのイメージを優先して考案してみました。ちなみにベーグルに挟むと美味しそうなLOXという名前は、なんとなくLowなOxfordという言葉の掛け合わせから。

model “LOX”

12,000円(税抜)
ブルー, ブラック

AREth model ” LOX ” 2016 – Indyvisual online store
www.AREth.jp

OUGHT F/W 2016

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Model : Remi (BE NATURAL)
Photography : Hirama Takashi
Art Direction / Design : Nao Harada
Hair : Miyuki Saito
Location : debolbe Studio & Warehouse (debolbe.com)

OUGHTの2016年秋冬カタログ。

今回はモデルの背面を青黒く落としたいなと、ただし後ろに紙とかは使えなかったので、照明が届かなくなる一歩手前にスモークが浮遊していることで真っ黒に落ちることなく程よい暗さを表現できるのではと、勢いで焚いてみました。
焚こうと思い立ったのが直前過ぎて液体を手に入れることが出来なかったので今回は一般的なスモークでしたが、狙いとしてはスモーキーというよりフォグ感。冬の朝もやのような、寒さと憂が漂っているような、そんな雰囲気が表現できればと。

奇をてらうことなくシンプルな定番ものを作り続けているOUGHTは、オシャレボーイズには物足りないであろう普通さと着やすさが何よりの魅力なのかなと。それはいかにもファッションくさいファッションではなく、ライフスタイルという軽いワードでもなく、何を表しているのかといえばそれはスタンスの提示かなと思います。なんて自分の人生観と勝手に重ねつつ。

そんな定番アイテムを地道に作り続けているOUGHTも今季はいつもより意識的に新たな変化を取り入れてたりとする中で、やはり昨日できたことを今日もやるだけでなく、こうして懲りずに少しでも実験的な撮影が出来たのは自らを頭打ちにしないためにも良かったのかなと。

http://www.oughtclothes.org/

Unfindable Tee

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久しぶりに作ったTシャツは、いつものやや胡散臭いコンセプト付けから解放されるべく導き出した「コンセプトを見出さない」をテーマに、意図がありそうでない、でも結局は何かしらある、けれど大事ではない、というような曖昧な物に。

昔からほとんど作ったことがなかった白黒オンリーというのも、淡白で、含みの無い感じを意識して。

実際何がUnfindableって、そもそもこのTシャツが世のほぼ全ての人には見つからない、なんていうシンプルな意味もあったりしつつ。それはそれとして、Tシャツに付随するもしくは(無いはずの)コンセプトを補間するためのアニメーションも遊び半分実験半分、ガス抜きのような日頃のイメージやアイディアの放出も兼ねて制作。

最終的にはPremiereとAfterEffectsなくして僕は何もできませんが、iPadでアニメーションを描き、iPhoneで適当に音を出し、遊び心というより本当に遊んだだけで。実験的要素として去年こしらえた自作のマクロレンズで撮った映像をベースにしつつ、最終的にアニメーションをかぶせてしまったのでそこはあまり見えてこないけれど、とにかく手の届く範囲でのDIY精神に則り。

“Unfindable” Tee

4,800円(税抜)
ブラック, ホワイト
S, M, L, XL

http://store.indyvisual.org/?pid=105936833

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